リモートワークが加速する現在、運動不足を感じている方は多いのではないでしょうか。
自宅でも手軽に始められる運動としてヨガが注目されています。
日常にヨガを取り入れて適度に身体を動かすことで運動不足解消につながり、さらにストレッチ効果も高いため肩こりや頭痛解消に役立ちます。
とはいえ毎日何時間もやりすぎてしまうと、身体に大きな負担がかかってしまい、逆に身体に悪影響を及ぼすことも。
ヨガをやりすぎてしまうとどんな危険性があるのでしょうか?
また、負担をかけることなく効果的に取り入れるにはどうしたらよいのでしょうか。
Contents
ヨガをやりすぎるとどうなる?
みなさんの中には「一日も早く効果が欲しい!」と思うあまり、一気に長時間ヨガをしてしまっている方はいませんか?
ヨガは運動不足解消のほか、美容面でも大きな効果が期待できるので「毎日がっつりやりたい!」と思っている方も多いでしょう。
実はその考えでは、身体に負担をかけてしまっているかもしれないのです。
筋肉を痛めてしまう
ヨガはゆったりとした動きが特徴ですが、見かけによらず全身の筋肉をくまなく使うもの。
筋肉は負担をかけすぎると固くなる性質があり、疲労が蓄積しやすくなってしまいます。
さらに筋肉が固まることで柔軟性が落ちることから、正しいポーズが取れず効果が半減してしまうおそれもあるのです。
腰痛や頭痛などの症状を悪化させることも
ヨガには腰痛や肩こりなどを緩和させるポーズもありますが、こちらもやりすぎは禁物。
特にヨガスタジオでは先生の真似をしながら進めていくことから、
周りに合わせて無理なポーズをとってしまい症状を悪化させることもあるのです。
高温多湿の室内で行うホットヨガは通常のヨガと比較しても血流が良くなるため、頭痛を引き起こしやすくなってしまいます。
慢性的な頭痛がある方は、ホットヨガの頻度を控えめにするのがよいでしょう。
ヨガの頻度はどれくらいがオススメ?
ヨガは習慣化していくことで少しずつ身体に変化をもたらしますが、やりすぎには要注意。
「じゃあ、どのくらいの頻度で取り入れればいいの?」
と迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
ここでは、ヨガを取り入れるおすすめの頻度について紹介します。
初心者は慣れるところからスタートしよう
ヨガを始めたばかりの方は、正しいポーズと腹式呼吸をマスターするところから徐々に慣らしていきましょう。
筋肉を効率よく動かすために何より大切なのは正しいポーズを取ること。
指先からつま先まで意識を向けて、無理なく正しいポーズを取れるようにするのが心身を整える第一歩です。
腹式呼吸は自律神経を整えてリラックス効果をぐっと高められることから、ヨガには欠かせない呼吸法。
鼻からゆっくり吸ってお腹を膨らませ、すべての空気を吐ききるという一連の流れができるように意識します。
まずは週1〜2日、1回1時間程度から始めてみましょう。
慣れてきたら習慣化してみよう
正しいポーズと腹式呼吸ができてきたら、継続して取り入れられるよう習慣化してみましょう。
軽いヨガでも毎日習慣化して続けることで、少しずつ身体に変化が訪れます。
全身の筋肉をくまなく使うものは週3〜4日程度でOKですが、
リラックスや柔軟性を高めるための軽いヨガは毎日取り入れるのがオススメです。
起床時や就寝時にそれぞれ15分程度行うことで、スッキリと起きられたりぐっすり眠れたりする効果が期待できます。
まとめ
美容や健康のためにヨガを始めても、やりすぎてしまうのは逆効果。
筋肉に疲労が溜まり、柔軟性が損なわれて身体を痛めてしまうことにつながりかねません。
まずは少しずつヨガに慣れることから始め、自分にとって心地いいペースをつかんで習慣化していきましょう。
愛知県在住のフリーランスライター。美味しいごはんとカフェ巡りが好き。
家で過ごす時間が増えたので、運動とリラクゼーションのためにヨガを始めました。「キレイになりたい!」と願う女性に寄り添った記事の執筆を心がけています。