ヨガで腸内環境を整える!女性に嬉しい「腸活ヨガ」のメリットとは?

「腸活」という言葉を聞いたことはありますか?
「腸活」とは腸内環境を整えて健康を維持したり、免疫力を高めたりするために行う健康法のこと。

実はヨガにも「腸活」に役立つポーズがあります。
一見関係なさそうに見えるヨガと腸活ですが、組み合わせることでどんな効果が期待できるのでしょうか。

腸活ヨガのメリットとは

腸は「第2の脳」と呼ばれるほど身体に影響力がある器官です。
腸活ヨガによって腸内環境や骨盤周りが整えられるため、女性に嬉しい効果がたくさんあるんです!

まずは腸活ヨガを取り入れるメリットについて3つご紹介します。

お通じが良くなる

便秘になってしまう原因は「水分不足」「自律神経の乱れ」の2つです。

このうち腸活ヨガでは、「自律神経の乱れ」にアプローチします。

ストレスや生活習慣の乱れによって交感神経が優位になる状態が続くと、腸が収縮して動きが鈍くなります。
腸の動きが鈍くなることで排泄を促す機能が低下し、やがて便秘につながってしまうのです。

ヨガには交感神経と副交感神経のバランスを整えるための呼吸やポーズがあるため、リラックス効果と同時に腸の動きを活発にします

免疫力が向上する

腸管には免疫細胞の約70%が存在しているといわれています。

そのため腸の働きは免疫細胞の働きにも大きな影響があるのです。腸活ヨガによって腸の動きが活性化すると、体内の免疫細胞も活発に働くようになり、風邪をひきにくくなるだけでなく花粉症予防にも高い効果があるとされています。

骨盤調整で女性のお悩みも解消!

ヨガのポーズの中には、骨盤周りを動かすものもあります。

骨盤周りをしっかりと動かすことで、腰や背中のだるさ解消はもちろん、生理痛や冷え性、更年期症状などの女性特有の悩み解消にも役立ちます。

腸活ヨガをする際のポイントとは?

女性の悩みをスッキリ解消してくれる腸活ヨガですが、より効果を発揮するためにはいくつかのポイントがあります。

どれもカンタンにできるものなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

白湯を飲む

白湯は身体を内側から温めてくれるだけでなく、体内の毒素を排出する役割もあります。

ヨガの後に白湯を飲むことで、腸の働きをより活発にしてくれます。

水を電子レンジで温める、もしくは沸騰したお湯をカップに注いで冷ましてから飲みましょう。

お腹周りを締め付けない

腸活ヨガの最中は、お腹周りがゆったりとしたウエアを着ましょう。

締め付けが強いウエアは骨盤や内臓に悪影響を与えてしまうことも。
ゆるいゴムが入ったものか、締め付けの度合いを自分で調整できる紐がついたものを着用するのがオススメです。

初心者でもOK!手軽にできる腸活ヨガポーズ3選

腸活ヨガのメリットやポイントについて理解できたら、実際にポーズを取ってみましょう!
今回は初心者でも取り入れやすいポーズを3つご紹介します。

ガス抜きのポーズ

お母さんの胎内にいる赤ちゃんのように、膝を抱えて呼吸をするポーズです。骨盤の歪みやお通じの改善、さらにお腹周りやヒップの引き締め効果もあります。

仰向けに寝転んだ後、両手で両ひざを抱えてから深く呼吸をします。
余裕がある方は、前後左右にゴロゴロと動き回ってみてください。

ねじりのポーズ

骨盤を正面に向けた状態でお腹をひねるポーズです。

体操座りの状態から右足を伸ばし、左足を上にして足を組んだら右手は左足の外側につけます。
息を吐きながらお腹をねじり、30秒ほど呼吸したら、ゆっくりと身体をもとに戻して反対側も同じようにねじります。

しっかりと呼吸することで内蔵が活性化されるので、深く息を吸って吐くのがポイント。

スフィンクスのポーズ

うつぶせの状態で両ひじを肩の真下に置き、腕で床を押しながら上半身を起こします。
このとき、お腹がしっかり伸びていることを感じられればOK。30秒ほど呼吸したら、ゆっくりともとに戻りましょう。

このポーズは腸の活性化はもちろん、寝る前に行うことで寝付きがよくなる効果も期待できます。

まとめ

腸を整えることは心身を整えることにつながります。

腸活ヨガではさまざまなポーズで腸を刺激しながら、自律神経を整え腸内環境を改善していきます。
自宅でも手軽にできるものばかりなので、ぜひ今日からトライしてみてくださいね。