ヨガのバランスポーズってどんなポーズ?

ヨガにはたくさんのポーズがあります。

今回はその中でもバランス感覚を鍛えることができるバランスポーズについてご紹介していきますね。

 

ヨガバランスポーズのやり方やコツ

バランスポーズとは、基本的に片足立ちなどの不安定な姿勢をキープした状態のヨガのことです。

片足でポーズをとるので、全身のバランス感覚や体幹の筋力を必要とします。
ハードルが高そうと感じる方もいるかもしれません。

ですが、ちょっとしたコツをつかめば誰でも美しいバランスポーズをとることができます。

こちらでは、そのコツもお伝えしますね。

まずは、バランスをとるために自分の意識を全て内側に集中させます。

身体の重心がぐらつかないように、深部感覚をコントロールする気持ちでしっかりと集中します。
バランスをとる方の足の裏に重心を収めるために足の指も大きく広げることもポイント。

もうひとつのコツは、呼吸の取り

ヨガの基本である深い呼吸は、身体の軸をひとつにまとめるためにとても大切です。
呼吸を整えることは、心身を落ち着かせバランスがとりやすくなります。難易度の高い不安定なポーズをとる時ほど肩の力を抜いて呼吸を意識しましょう。

何より、自分はできる!という心の持ち方も大切です。
不思議なもので、身体は脳からの指令を受けて動くため自分にはできないと思っているとそうなりがちです。

自分を信じる気持ちを持って、バランスが上手にとれている姿をイメージするとうまくいきやすいですよ。

バランスポーズの種類

ヨガのバランスポーズの種類を代表的なものをいくつかご紹介しますね。

「木のポーズ」

英語でツリーポーズと呼ばれる木のポーズは、一定時間片足立ちでバランスを取り続けるポーズのこと。
「ヴルクシャーサナ」とも呼ばれ、ヨガのポーズの中でも伝統的なアーサナと知られています。

バランス感覚や全身の体幹が鍛えられるほか、全身の血行が良くなり冷え性の改善やデトックス効果もあります。
また、足の引き締めや筋力アップの効果も期待できます。

 

「ワシのポーズ」

ワシとは鳥の鷲を表しています。ガルダ・アーサナとも呼ばれています。

両手と両足を絡めながら片足立ちで腰を沈めるポーズで、肩甲骨やガチガチに固まった肩回りを伸ばしていきます。
その立ち姿が、鷲が木に止まっている姿に似ているという理由が名前の由来です。

肩こり解消や背中のストレッチ効果、腰痛の改善などの効果が見られます。また、骨盤を閉じる効果がありますので、長時間のデスクワークなどで広がりがちな骨盤のケアもできますよ。

 

「半月のポーズ」

半月のポーズは、アルダ・チャンドラ・アーサナとも呼ばれ、アルダには半分という意味がチャンドラには月という意味が込められています。

片手と片足を上げ、もう片方の手と軸足を地面につけるポーズで全身の筋肉を使います。

少しアクロバティックな要素を持つ半月のポーズには、バランス感覚が必要です。

下半身の筋力アップや太もものストレッチに最適です。集中力を高めバランスをとるので精神統一ができ頭の中がスッキリしてストレス解消にもつながります。

 

「ダンサーポーズ」

インド三大神のひとりであるナタラージャがまるで踊っているかのように見えることから、ナタラージャーサナとも呼ばれるダンサーポーズ。

ヒップアップの効果や、背中や脚全体のシェイプアップ効果があります。また背中を鍛えることで姿勢も良くなります。

 

「英雄のポーズ」

ヨガの中でも代表的なポーズで、ヴィラヴァドラ・アーサナとも呼ばれます。

ヨガ初心者さんにも比較的チャレンジしやすいダイナミックなポーズ。股関節の柔軟性を高め、体幹を鍛えることができます。大きく体を動かすので代謝アップも期待できます。

腕を大きく天井に向けて持ち上げるので、肩こりや背中のコリを伸ばしほぐしてくれます。

 

まとめ

ヨガのバランスポーズについてご紹介させて頂きました。

初めから上手にできなくても大丈夫。うまくできるかどうかよりも、完成形に近づけるように動かすことで、だんだんと身体が変化していくところを感じるところからぜひ始めてみてくださいね。