身体の冷えからくる影響は?冷え性を改善してくれるヨガについて

 

身体の冷えからくる影響って?

身体の冷えからくる影響はさまざまなものがあります。

女性を悩ます冷えの問題。指先や足先が冷たい、なかなか寝付けないなどの不調を引き起こすことにもつながります。

冷えからくる具体的な症状として、体温が下がるので血流が滞り新陳代謝が悪くなります。

すると免疫力が低下し風邪をひきやすくなったり、疲れやすくなったりします。

また、だるさを感じやすく不眠や頭痛を引き起こすことや、下痢や月経不順などが起こることもあります。

全身の新陳代謝が悪くなるので、抜け毛や白髪が増えたり、肌の乾燥やくすみなども起こりやすくなります。

このように身体の冷えは、身体のさまざまな不調や病気の土台になるといわれています。

 

自分の身体が冷えているのか簡単にチェックできる方法

自分の身体が冷えているのかどうかあまりわからない方も多いのではないかと思います。

ここでは、簡単に自分でチェックできる方法をご紹介しますね。

  • 手足の先を触ると冷たい
  • お風呂に入った後でもすぐに手足の末端が冷える
  • 朝起きた時にお腹を触ると冷たいと感じる   などが一例です。

 

ぜひ簡単にできるものばかりですので、自分が冷えているかどうかわからない方は、これを目安にお試ししてみてくださいね。

 

冷え性改善に効果的なヨガのポーズって?

冷え性改善に筋肉が大きく関係しています。

なぜかというと、筋肉は身体の中で最も熱を放っている部位だからです。

そのため筋肉量を増やすことが冷え性改善への近道になります。人の筋肉の約7割は下半身に集中しているので特に下半身の筋肉の強化ができるヨガポーズがオススメなのです。

こちらでは冷え性改善に効果的なヨガのポーズをいくつかご紹介しますね。

 

ダウンドッグ

手と足で身体を支えながら足の裏側や背中の筋肉をしっかりと伸ばせるポーズです。

このポーズの名前の由来は、犬が前足を踏ん張って頭を地面につけるように伸びをする姿に似ていることからきています。
太ももの裏側のハムストリングスやふくらはぎの筋肉をストレッチして下半身の筋肉を活性化させます。

全身の大きな部分の筋肉を活性化させてくれるので冷え性の改善に効果的です。

ダウンドッグを継続して行うことで疲れにくい身体を手に入れることができるでしょう。

また集中力を高める効果も期待できますので、集中力が欠けているなと感じた時にもぜひオススメなポーズです。

 

トカゲのポーズ

股関節を大きく動かすポーズです。

前後に股関節を大きく開いて胸からお腹までの身体の前面と股関節周りをしっかりと伸ばします。

上半身と下半身をつなぐ大きな筋肉である腸腰筋を使うポーズですので全身の血行がとても良くなり体がポカポカしていきます。

ハイランジのねじりポーズ

片方の足を前方に踏み込んで身体を大きくねじるポーズです。

両手は合掌してお腹から胸あたり肩周りをねじります。お腹や太ももの大腿四頭筋やハムストリングスをしっかりと使っていきます。

下半身の大きな筋肉を動かすことで代謝があがり冷え性改善効果が期待できます。

 

 

そのほかのオススメな温活法

さきほど紹介した冷え性改善のヨガポーズ以外にも、普段の生活の中でオススメな温活法があります。

身体の中の「首」がつく部位を温めること。

首・足首・手首を温めることを意識してみましょう。

これらの「首」が付く部位は、脂肪や筋肉がつきにくい部分で熱が逃げやすい特徴があります。ですからこの三首を温めると冷えにくくなります。

レッグウォーマーやネックウォーマーなどのアイテムを使用したり、靴下を重ね履きがオススメです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

冷えからくる身体の不調に関して、冷え性改善できるヨガポーズなどをまとめてみました。

冷えをそのままほっておくと、さまざまな影響が身体に現れてしまいます。ヨガを積極的に取り入れて筋肉を活性化し、代謝の良い冷えない身体を目指していきましょう。