ヨガ発祥についてのお話

ヨガの歴史って?

ヨガの歴史はとても古く昔にさかのぼります。
おおよそ4000年から5000年前の話です。

ヨガ発祥の地はインド、インダス文明で誕生したと言われています。
その理由のひとつにインダス文明時代の世界遺産「モヘンジョ・ダロ」に陶器で造られた像がヨガのようなポーズを取る像や坐禅を組んで瞑想する神像などが発見されたことがあります。

ヨガという言葉が使用され始めたのは、ウパニシャッドという奥義書の文献が始まりと言われています。

そこから数千年という長い年月を経てヨガは世界各国へ広がりを見せました。
その年月の中で師匠から弟子へ、また次世代へヨガを継承しながら少しずつ発展を遂げてきたのです。

 

日本のヨガの歴史って?

日本でのヨガの始まりは、古く平安時代にさかのぼります。
その頃のヨガは瞑想が中心で、
瑜伽(ゆが)と呼ばれていました。

中国から空海が持ち帰ったことが始まりとされています。

日本では、何度かのヨガブームを経て現代ではヨガ人口は100万以上と見られ多くの人のライフスタイルにヨガが組み入っていることが分かります。

昔ながらのヨガに加え、ホットヨガやサーフヨガ、ハンモックヨガなどのさまざまなバリエーションへと日々進化を遂げています。
趣味と趣味の掛け合わせのようにして時間を有意義に過ごせることは人生の中でとても大切なことだと感じます。

 

ヨガにはいくつかの種類があるのをご存じですか?

ハタヨガ

ハタヨガは、12世紀ごろからそれまでのヨガの中心だった瞑想や坐禅にアーサナ(ポーズ)や呼吸法(プラーナヤーマ)を加えて構成され誕生したものです。

このハタヨガは現代でも多くの人々に愛されているヨガのひとつで世界的に広がりを見せたヨガの原型とも言われています。

柔軟性を向上させたい人やヨガを体系的に取り入れていきたい人にオススメですよ。

ハタヨガの、ハには太陽の陽の意味、タには月の陰の意味を持ちます。
そして、ヨガは結合やつなぐという意味を持つとされています。

アシュタンガヨガ

アシュタンガヨガには、4つのルールがありポーズの順序や呼吸法、使う筋肉などさまざまな決まりがあります。
ヨガの基本に基づいて連続的に動いていくヨガで、呼吸と動きを連動させることで高い集中力の中、深い瞑想を行い感覚を研ぎ澄ませることを最終目標にして取り組んでいきます。

また、アシュタンガヨガは1990年代にアメリカ合衆国で大ブームになったパワーヨガのベースでもあります。
ダイナミックな動きが特徴的で、筋力強化したい人やハイレベルなアーサナにチャレンジしたい方にオススメです。

 

陰ヨガ

陰ヨガは、身体と精神の深部に働きかけるヨガ。
ひとつのポーズを3分から5分ほどかけて深い呼吸をしながらゆっくりとキープします。
ゆっくりとした動きなので筋肉の緊張を緩め柔軟性が高まります。

陰ヨガでは脱力系のシンプルなポーズが多いのでヨガ初心者さんや高齢者の方、身体が固い方にオススメです。

 

このほかにもアイアンガーヨガやジバナンダヨガ、カルマヨガなどまだまだたくさんのヨガの種類が存在します。
その時の自分の体調やレベルに合わせていろいろとチャレンジしてみるのも楽しいですよ。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ヨガの歴史やヨガの種類などに触れまた少しでもよりヨガを身近に感じて頂けると幸いです。それぞれの目的に合ったヨガをぜひライフスタイルに取り入れてみてくださいね。

ダイエット目的でも美容目的でもリラクゼーション目的でも何でもいいのでまずは自分が楽しめそうなものからトライすることが長続きの秘訣です。